古今和歌集:杂歌
宽平帝时,侍奉于殿上之人奉召持酒瓶至后宫处讨酒,女藏人笑将酒瓶置于御前,却不得任何答复,讨酒人归来,只道“便是如此”。作此歌赠予诸藏人
无题
佚名
山外盼月出
山里却欲留月住
依依送月去
[原文]
おそくいづる月にもあるかなあしひきの山のあなたも惜しむべらなり
佚名
行旅过更级
姨舍山上月依依
难解我忧戚
[原文]
わが心慰めかねつ更級や姨捨山に照る月を見て
在原业平
人人爱月好
我却不喜月皎皎
只恐望月催人老
[原文]
大方は月をもめでじこれぞこの積れば人の老となるもの
月色皎洁,凡河内躬恒到访时咏
纪贯之
君至喜相迎
惜只惜来去匆匆
未及遍地洒月影
[原文]
かつ見れどうとくもあるかな月影のいたらぬ里もあらじと思へば
见月映池中而歌
纪贯之
世无两轮月
池中更无山巍峨
却现水中月
[原文]
ふたつなきものと思ひしを水底に山の端ならでいづる月影
无题
佚名
云过天河似行舟
月光悠悠逐水流
疑是月疾走
[原文]
天の河雲の水脈にてはやければ光とどめず月ぞ流るる
佚名
好月不厌看
奈何渐渐隐山边
心系山外山
[原文]
飽かずして月の隠るる山もとはあなたおもてぞ恋しかりける
随惟乔亲王狩猎归宿,夜来饮酒闲话,时值十一日,月隐西山之际,亲王醉而入内,故作此歌
在原业平
好月看不足
不愿渐隐西山去
欲将山移出
[原文]
飽かなくにまだきも月の隠るるか山の端にげて入れずもあらなむ
田村帝时,斋院慧子皇女方被告知其母获罪,旋即蒙释,故有感而歌
尼敬信
朗月照长空
云遮月隐只一顷
云过月终明
[原文]
大空を照りゆく月し清ければ雲隠せども光消なくに
无题
佚名
枯木遍荒野
唯有柏树未凋谢
初心如绿叶
[原文]
いそのかみふる幹小野の本柏もとの心は忘られなくに
野中有清泉
无人来汲已变浅
初心莫忘源
[原文]
いにしへの野中の清水ぬるけれどもとの心を知る人ぞくむ
倭布皆成卷
世间虽分贵与贱
人人有盛年
[原文]
いにしへの倭文の苧環いやしきもよきもさかりは有りしものなり
如今步蹒跚
昔日却能登男山
不复忆当年
[原文]
今こそあれ我も昔は男山さかゆく時もありこしものを
世间衰朽物与人
长柄老桥在摄津
并我渐我身
[原文]
世の中にふりぬるものは津の国の長柄の橋と我となりけり
竹叶积雪重
竹身渐渐倾
我也积年入老境
[原文]
笹の葉に降りつむ雪のうれを重み本くたちゆくわがさかりはも
大荒木森生繁草
马嫌草太老
人迹也不到
[原文]
大荒木の森の下草老いぬれば駒もすさめず刈る人もなし
时光似飞箭
掐指细细算
倏忽已是入暮年
[原文]
数ふればとまらぬものをとしといひて今年はいたく老いぞしにける
风吹日晒一天天
辛苦半生如熬盐
垂垂已暮年
[原文]
押し照るや難波の御津に焼く塩のからくも我は老いにけるかな
若知老将来
上锁紧闭门不开
把老关门外
[原文]
老いらくの来むと知りせば門鎖してなしとこたへてあはざらましを
愿时光逆流
多少青春可回首
多少年华亦可留
[原文]
さかさまに年もゆかなむとりもあへず過ぐる齢やともにかへると
声声哀叹里
年月迢递无止息
时光尽往矣
[原文]
とりとむるものにしあらねば年月をあはれあな憂と過ぐしつるかな
时光太无情
匆匆流去总不停
我已渐老龄
[原文]
とどめあへずむべもとしとは言はれけりしかもつれなく過ぐる齢か
遥对镜山镜
照见老态与衰容
时光何匆匆
[原文]
鏡山いざたちよりて見てゆかむ年経ぬる身は老いやしぬると
业平朝臣之母居于长冈,业平仕于宫中,无暇相见,时至阴历十二月,其母来信,信封上书“急事”,信中却无一字,唯有此歌
人生有死别
年岁渐老时无多
思子情愈切
[原文]
老いぬればさらぬ別れもありといへばいよいよ見まくほしき君かな
答歌
在原业平
见信愧为子
但祈人间无别离
母亲寿无极
[原文]
世の中にさらぬ別のなくもがな千代もと歎く人の子のため
宽平帝后宫歌会时作
在原栋梁
白雪层层覆归山
思归一年年
老衰一天天
[原文]
白雪の八重降りしけるかへる山かへるがへるも老いにけるかな
宇多天皇赐酒殿上诸人,并催奏管弦,是时咏此献上
藤原敏行
何必恨年老
若非万漉千淘
何来今日荣耀
[原文]
老いぬとてなどかわが身をせめきけむ老いずば今日にあはましものか
无题
佚名
宇治守桥人
最觉与我亲
老桥头上有故人
[原文]
ちはやぶる宇治の橋守汝をしぞあはれとは思ふ年の経ぬれば
住江岸边行
昔日初见是小松
如今老更挺
[原文]
我見ても久しくなりぬ住の江の岸の姫松いく世経ぬらむ
住吉海岸边
老松若能解人言
请问高寿多少年
[原文]
住吉の岸の姫松人ならばいく世か経しと言はましものを
青青海边松
不知当初何人种
为求长寿与太平
[原文]
梓弓磯辺の小松たが世にか万世かねて種をまきけむ
若如高砂尾上松
无作无为终此生
到底意难平
[原文]
かくしつつ世をや尽さむ高砂の尾上に立てる松ならなくに
藤原兴风
渐老渐伶仃
何人可与诉苦衷
唯有高砂一老松
[原文]
誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに
佚名
潮涌起浮泡
纵使一时未能消
终究逐波漂
[原文]
わたつ海の沖つ潮合ひに浮ぶ泡の消えぬものから寄るかたもなし
海神插发簪
发浪起伏波涟涟
秀美淡路山
[原文]
わたつ海の挿頭にさせる白妙の波もてゆへる淡路島山
海波落又回
玉津岛上离复归
饱览景色美
[原文]
わたの原寄せくる波のしばしばも見まくのほしき玉津島かも
潮水满难波
田蓑岛上渡飞鹤
啼鸣声切切
[原文]
難波潟潮満ちくらし雨衣たみのの島に鶴鳴き渡る
贯之在和泉国时,吾过大和至此地,咏歌以赠
藤原忠房
鸣鹤渡兴津
知君在此来访寻
声声问故人
[原文]
君を思ひおきつの浜に鳴く鶴の尋ねくればぞありとだに聞く
答歌
纪贯之
海浪正高涌
高师浜上有浜松
待君驾到情谊浓
[原文]
沖つ波高しの浜の浜松の名にこそ君を待ちわたりつれ
在难波时作
纪贯之
难波海藻自蓁蓁
唯愿与海相比邻
作个割藻人
[原文]
難波潟生ふる玉藻を刈りそめの海人とぞ我はなりぬべらなる
相知之人参拜住吉时咏此以赠
壬生忠岑
人说住吉最宜住
切莫长留步
忘草使人忘归路
[原文]
住吉と海人は告ぐとも長居すな人忘れ草生ふといふなり
去难波时于田蓑岛遇雨
纪贯之
虽云田蓑岛
却是无蓑衣
骤雨打身水淋漓
[原文]
雨により田蓑の島を今日ゆけど名には隠れぬものにぞありける
法皇驾临西川,赐歌题“鹤立于洲”,故作此歌
纪贯之
河边立白鹤
风儿一吹过
群鹤起伏涌白波
[原文]
葦鶴の立てる川辺を吹く風に寄せてかへらぬ波かとぞ見る
于中务亲王宅邸池上,新舟试水之日,法皇御驾亲临,入暮欲归,咏此奉上
伊势
舟船浮水上
敢把此舟比君王
泊舟有良港
[原文]
水の上に浮べる舟の君ならばここぞ泊りといはましものを
于唐琴时歌
真静法师
唐琴碧海边
波作琴弦风来弹
乐声都城传
[原文]
都までひびきかよへる唐琴は波の緒すげて風ぞひきける
于布引瀑布时歌
在原行平
瀑布溅飞玉
遍拾玉珠作泪珠
凝我忧世苦
[原文]
こきちらす滝の白玉ひろひおきて世の憂き時の涙にそ借る
布引瀑布下,众人相聚而歌
在原业平
谁人扯断白玉串
玉珠飞溅忙拾捡
袖中已装满
[原文]
ぬき乱る人こそあるらし白玉の間なくも散るか袖のせばきに
观吉野瀑布而歌
承均法师
谁家晾布匹
年年月月挂此地
无人来收取
[原文]
誰がために引きてさらせる布なれや世を経て見れどとる人もなき
无题
神退法师
清泷挂白线
巧手织成素衣衫
修行身上穿
[原文]
清滝の瀬々の白糸くりためて山分け衣織りて着ましを
参拜龙门时,于瀑布下作此歌
伊势
仙人着仙衣
如今仙人已往矣
山姬缘何晾布匹
[原文]
裁ち縫はぬ衣着し人もなきものをなに山姫の布さらすらむ
七月七日,朱雀院天皇御览布引瀑布,命侍臣作歌,故而咏此
橘长盛
布悬经年无人管
今逢七夕欲祈愿
奉布织女前
[原文]
主なくてさらせる布をたなばたにわが心とや今日はかさまし
观比叡山音羽瀑布
壬生忠岑
飞瀑如同发三千
不知已过多少年
丝丝霜雪染
[原文]
落ちたぎつ滝のみなかみ年積り老いにけらしな黒き筋なし
同咏瀑布
凡河内躬恒
飞瀑如云烟
悬洒此处若许年
风来亦不散
[原文]
風吹けど所もさらぬ白雲は世を経て落つる水にぞありける
田村帝至宫中女官执勤之所,赏屏风画时云:“飞瀑甚美,请以此为题作歌”,故而咏此
三条町
瀑布画在屏
只观气势不闻声
焉能鸣不平
[原文]
思ひせく心のうちの滝なれや落つとは見れど音のきこえぬ
咏屏风画上花
纪贯之
自从此花开
屏风之上春常在
未见颜色衰
[原文]
咲きそめし時よりのちはうちはへて世は春なれや色の常なる
屏风画合咏
坂上是则
山田割稻穗低垂
雁也低头飞
声声诉秋悲
[原文]
刈りてほす山田の稲のこきたれてなきこそわたれ秋の憂ければ
无题
佚名
世事多变迁
请君看取飞鸟川
昨日深渊今浅滩
[原文]
世の中はなにか常なるあすか河昨日の淵ぞ今日は瀬になる
人生几十年
何必常忧烦
莫似割藻一团乱
[原文]
いく世しもあらじわが身をなぞもかく海人の刈る藻に思ひ乱るる
险峰雁飞来
朝雾何霭霭
忧时忧世难舒怀
[原文]
雁のくる峰の朝霧はれずのみ思ひ尽きせぬ世の中の憂さ
小野篁
此世不能离
人生偏多不尽意
唯有空叹息
[原文]
しかりとてそむかれなくに事しあればまづ歎かれぬあな憂世の中
为甲斐守时,为赴京之人作歌
小野贞树
京人如相问
便道山高云亦深
使我常忧闷
[原文]
都人いかがと問はば山高み晴れぬ雲居にわぶとこたへよ
文屋康秀任三河掾时,邀我同往其管辖地,故以此歌作答
小野小町
此身如浮萍
常怀忧戚叹伶仃
水过如何不随行
[原文]
わびぬれば身をうき草の根を絶えて誘ふ水あらばいなむとぞ思ふ
无题
小野小町
哀哀一声叹
欲将俗世抛舍难
其中多羁绊
[原文]
あはれてふ言こそうたて世の中を思ひはなれぬほだしなりけれ
佚名
哀哀一声叹
恰似叶上露
忆昔泪潸然
[原文]
あはれてふ言の葉ごとに置く露は昔を恋ふる涙なりけり
世间忧重重
无人告知尚懵懂
泪眼已蒙眬
[原文]
世の中の憂きもつらきも告げなくにまづ知るものは涙なりけり
人生一场梦
多少世事如幻影
似真还虚空
[原文]
世の中は夢かうつつかうつつとも夢とも知らずありてなければ
何处安此身
世事亦假还亦真
忧喜也难分
[原文]
世の中にいづらわが身のありてなしあはれとや言はむあな憂とや言はむ
山中虽寂寥
却无俗事相烦扰
居此最是好
[原文]
山里はもののわびしきことこそあれ世の憂きよりは住みよかりけり
惟乔亲王
世间乱纷纷
峰高白云深
白云深处亦住人
[原文]
白雲の絶えずたなびく峰にだに住めば住みぬる世にこそありけれ
布留今道
请君听悲声
世间从来波汹涌
又兼风哀鸣
[原文]
知りにけむ聞きてもいとへ世の中は波のさわぎに風ぞ頻くめる
素性法师
俗世虽厌倦
却恐遁入山野间
心中亦惘然
[原文]
いづくにか世をば厭はむ心こそ野にも山にもまどふべらなれ
佚名
世间本来是苦界
抑或独我知愁哀
闷闷难开怀
[原文]
世の中は昔よりやは憂かりけむわが身ひとつのためになれるか
俗世令人厌
山边草木繁
卯花开处见愁颜
[原文]
世の中を厭ふ山辺の草木とやあなうの花の色にいでにけむ
世间多忧烦
吉野山外天地宽
隐居静且安
[原文]
み吉野の山のあなたに宿もがな世の憂き時のかくれがにせむ
俗世多忧烦
绕过小道攀悬岩
隐入吉野山
[原文]
世にふれば憂さこそまされみ吉野の岩の懸け道踏みならしてむ
若居山岩间
可免俗事绕耳畔
心中无忧烦
[原文]
いかならむ巌の中に住まばかは世の憂きことの聞こえこざらむ
山中无忧烦
处处皆安闲
何须俗世求苟安
[原文]
あしひきの山のまにまに隠れなむ憂き世の中はあるかひもなし
深知世事烦
愿如叶上雪消散
遁身山林间
[原文]
世の中の憂けくに飽きぬ奥山の木の葉に降れる雪や消なまし
无同字之歌
物部吉名
俗事乱我心
欲去山中遁此身
又恐别佳人
[原文]
世の憂きめ見えぬ山路へ入らむには思ふ人こそほだしなりけれ
赠山中法师歌
凡河内躬恒
厌世入山林
入山若觉忧与闷
何处可安身
[原文]
世を捨てて山に入る人山にてもなほ憂きときはいづちゆくらむ
忧思中见幼子时歌
凡河内躬恒
节节苦厄来
小竹何必长太快
终被砍作材
[原文]
いまさらになに生ひいづらむ竹の子の憂き節しげきよとは知らずや
无题
佚名
寿长必多辱
犹如竹节生吴竹
莺在竹枝哭
[原文]
世にふれば言の葉しげき呉竹の憂き節ごとに鶯ぞ鳴く
非草亦非木
一节生成一节堵
却无一通路
[原文]
木にもあらず草にもあらぬ竹のよの端にわが身はなりぬべらなり
平生不得志
敢把人世叫苦世
心中常嗟咨
[原文]
わが身から憂き世の中と名づけつつ人のためさへ悲しかるらむ
流放隐岐国时作
小野篁
京都一为别
谪居僻壤已落魄
垂钓且苟活
[原文]
思ひきや鄙の別れにおとろへて海人の縄たき漁りせむとは
田村帝时,因事隐居津国须磨,临别书赠宫中留侍之人
在原行平
若有人问询
便道熬盐度晨昏
须磨浦上耗心神
[原文]
わくらばに問ふ人あらば須磨の浦に藻塩たれつつわぶとこたへよ
左近将监之职被免,有女来信慰问,故以此作答
小野春风
久无人来问
一朝罢官做小民
不知此身是何人
[原文]
天彦のおとづれじとぞ今は思ふ我か人かと身をたどる世に
罢官时作
平贞文
天地非吾庐
无门无锁无觅处
缘何无出路
[原文]
憂き世には門鎖せりとも見えなくになどかわが身のいでがてにする
人生已太短
白驹过隙一瞬间
何必自找烦
[原文]
ありはてぬ命待つ間のほどばかり憂きこと繁く思はずもがな
任职亲王宫带刀之时,因失职被罢官而作
宫道洁兴
筑波山峦上
棵棵大树能依傍
树荫可乘凉
[原文]
筑波嶺の木のもとごとに立ちぞ寄る春のみ山の蔭を恋ひつつ
见得势之人忽而失势时,感于己身无喜无悲而歌
清原深养父
幽谷春不来
哪管谷外花盛衰
我本无情怀
[原文]
光なき谷には春もよそなれば咲きてとく散る物思ひもなし
居于桂时,询问七条中宫消息后得其回复,故作此歌奉上
伊势
月中桂树慕月光
我住桂地得识赏
感念恩情长
[原文]
久方の中に生ひたる里なれば光をのみぞ頼むべらなる
纪利贞赴任阿波介时,欲为其饮宴饯别,约期今日,吾来回踱步直至深夜,仍不见人来,故作此歌
在原业平
今夜真难挨
左等右等你不来
情人那里待?
[原文]
今ぞ知るくるしきものと人待たむ里をば離れずとふべかりけり
访惟乔亲王时方知其已落发出家,隐入小野,欲于正月拜见,无奈比叡山下雪深难行,勉强行至僧房,见其住处,心中愈悲,归而咏此歌
在原业平
忘了君出家
似梦非梦把雪踏
为的是找他
[原文]
忘れては夢かとぞ思ふおもひきや雪踏みわけて君を見むとは
久居深草里,即将赴京之时留赠乡里人
在原业平
久居深草里
今日欲分离
此后草深林愈密
[原文]
年を経て住みこし里をいでていなばいとど深草の野とやなりなむ
答歌
佚名
君去草凄迷
鹌鹑哀啼我孤栖
狩猎可会来此地?
[原文]
野とならば鶉と鳴きて年は経むかりにだにやは君か来ざらむ
无题
佚名
无故遭抛弃
难波寺中作女尼
渔女尼姑两相惜
[原文]
我を君難波のうらにありしかばうきめをみつの海人となりにき
答歌
佚名
难波海水有潮汐
多日未见非抛弃
何故作女尼
[原文]
難波潟うらむべき間もおもほえずいづこをみつの尼とかはなる
今已无人问
门前荒芜杂草深
草深掩家门
[原文]
今さらにとふべき人もおもほえず八重葎して門鎖せりてへ
友人久不来访,咏此以赠
凡河内躬恒
五月水面浮草伸
君无音信草无根
有何忧与恨
[原文]
水の面に生ふる五月の浮草の憂きことあれやねを絶えてこぬ
经久未见,偶遇时含怨作此歌
凡河内躬恒
此心弃身去
所思所行不可期
早已不由己
[原文]
身を捨ててゆきやしにけむ思ふよりほかなるものは心なりけり
宗岳大赖自越进京之时,恰逢大雪,有“思念如雪积”之言,故咏此歌
凡河内躬恒
思念似雪积
思念如何似雪积
春来雪融情不已
[原文]
君が思ひ雪と積もらば頼まれず春よりのちはあらじと思へば
答歌
宗岳大赖
越国白山万里遥
思君绵绵无终了
山上雪不消
[原文]
君をのみ思ひこしぢの白山はいつかは雪の消ゆる時ある
赠越地之人歌
纪贯之
越地未曾见
却已是梦萦魂牵
夜夜梦白山
[原文]
思ひやる越の白山しらねども一夜も夢に越えぬ夜ぞなき
无题
佚名
此生住此地
菅原伏见已荒蘼
心中多悲惜
[原文]
いざここにわが世は経なむ菅原や伏見の里の荒れまくも惜し
三轮山下一草庵
庵外有云杉
此处可相见
[原文]
わが庵は三輪の山もと恋しくはとぶらひ来ませ杉立てる門
喜撰法师
庵在都市东南边
远离俗世间
故名宇治山
[原文]
わが庵は都の辰巳しかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
佚名
断壁又残垣
不知几代居此间
如今无人烟
[原文]
荒れにけりあはれいく世の宿なれや住みけむ人のおとづれもせぬ
去往奈良时,听得荒院中有女子弹琴,咏此以献
良岑宗贞
幽居有侘人
排遣惆怅自弹琴
时常有哀音
[原文]
わび人の住むべき宿と見るなへに歎きくははる琴の音ぞする
去往初濑途中,宿于奈良都时所咏
二条
日久遭厌弃
离此奈良伤心地
如何称故里
[原文]
人ふるす里をいとひて来しかども奈良の都も憂き名なりけり
无题
佚名
世间何地可安住
行脚所到处
处处是归宿
[原文]
世の中はいづれかさしてわがならむ行きとまるをぞ宿とさだむる
逢坂雨急风骤
行脚难定身寒透
梦中亦凝愁
[原文]
逢坂の嵐の風は寒けれどゆくへ知らねばわびつつぞ寝る
漂泊如浮尘
起落来去不由人
何处安此身
[原文]
風のうへにありかさだめぬ塵の身はゆくへも知らずなりぬべらなり
出售家宅时作
伊势
川无深潭水急湍
我无扶助多艰难
家宅换银钱
[原文]
あすか河淵にもあらぬわが宿も瀬にかはりゆくものにぞありける
归任京都后歌赠筑紫对弈之人
纪友则
世事多变更
到乡翻似烂柯人
寂寂思忆君
[原文]
故里は見しごともあらず斧の柄の朽ちしところぞ恋しかりける
与女友人阔谈,别后作歌以赠
陆奥
话逢知己说不够
临别魂从体中溜
潜入卿怀袖
[原文]
飽かざりし袖のなかにや入りにけむわが魂のなき心地する
宽平帝任命使唐判官之时,众侍臣于东宫御所饮酒时歌
藤原忠房
修竹多节落初霜
夜长难眠起孤床
辗转多思量
[原文]
なよ竹のよ長きうへに初霜のおきゐてものを思ふころかな
无题
佚名
风起白浪涌
龙田山上夜憧憧
那人却独行
[原文]
風吹けば沖つ白波たつた山夜半にや君がひとり越ゆらむ
谁人祓濯献神鸡
龙田山上啼
啼声飘天际
[原文]
誰が禊ぎ木綿つけ鳥か唐衣たつたの山にをりはへて鳴く
千鸟去后尚留痕
愿将此书作依凭
忘时可示君
[原文]
忘られむ時偲べとぞ浜千鳥ゆくへも知らぬあとをとどむる
贞观年间,清和天皇问及“《万叶集》编于何时”时,咏此奉答
文屋有季
十月雨落楢叶红
奈良古宫中
洋洋万叶成
[原文]
神無月時雨降りおける楢の葉の名におふ宮の古言ぞこれ
宽平帝时,咏此歌与献歌一同奉上
大江千里
凄凄有哀吟
苇间孤鹤已离群
但愿鸣声可入云
[原文]
葦鶴のひとりおくれて鳴く声は雲の上まできこえつがなむ
藤原胜臣
心怀凌云志
愿能如同春霞起
报与帝君知
[原文]
人知れず思ふ心は春霞たちいでて君が目にも見えなむ
奉召时所作,尾附一歌以奉
伊势
山水之声山下听
身在宫外怀宫中
愿作年少行
[原文]
山川の音にのみ聞くももしきを身をはやながら見るよしもがな
王 向 远 郭 尔 雅 译
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